ニキビ|港区麻布の美容皮膚科・精神科|Family Total Healthcare Clinic AZABU

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お悩み別フォーマット WORRIES

ニキビの悩み、ひとりで抱えないで

「またニキビができた…」「治っても跡が残る…」そんな悩みを抱える10代、20代の方はとても多いです。 思春期ニキビ、いわゆる“青春のシンボル”として済まされていたのは昔の話。今では、大人ニキビ(20代以降のニキビ)も含めて、きちんと治療するべき“肌トラブル”として捉えられています。 スキンケアを頑張っているのに改善しない、繰り返すニキビがストレスになる…。そんなときは、皮膚の奥で炎症や皮脂の過剰分泌といった根本的な問題が続いているのかもしれません。まずはニキビの仕組みと、それに合わせた適切な治療法を知ることから始めましょう。

ニキビの原因と進行

ニキビは、皮脂腺が活発な毛穴に皮脂が詰まり、そこにアクネ菌が繁殖して炎症を起こすことで発生します。 最初は白ニキビや黒ニキビと呼ばれる初期段階から始まり、悪化すると赤く腫れた赤ニキビ、さらに膿がたまった黄ニキビやしこり状の嚢腫になることも。 10代のニキビはホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌が主な原因でTゾーン(おでこ、鼻)にできやすく、20代以降の大人ニキビはストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの崩れが影響し、フェイスラインやあご周りに出やすくなる傾向があります。 ニキビの種類やできる場所を知ることは、適切なケアの第一歩です。

皮膚科と美容皮膚科、それぞれの役割

ニキビの治療には、皮膚科と美容皮膚科、それぞれのアプローチがあります。 皮膚科では、ニキビの症状に応じて外用薬(ディフェリンやベピオなど)、内服薬(抗生物質やビタミン剤、漢方など)を処方し、医学的根拠に基づいた治療が行われます。炎症が強いニキビや繰り返す頑固なニキビ、ニキビ痕になりやすいタイプの人には、早期の受診がとても効果的です。 一方、美容皮膚科では、ニキビの予防やニキビ痕の改善を目的とした施術が用意されています。ケミカルピーリングや光治療(IPL)、レーザー、イオン導入やダーマペンなどは、毛穴詰まりの予防から赤み・色素沈着・凹凸の改善まで幅広く対応可能。これらは保険適用外となることが多いですが、肌の状態や予算、ライフスタイルに合わせて提案してもらえます。 当院では、上記の2つのアプローチが同時に可能です。 ぜひご相談ください。

スキンケアの見直しも大事

ニキビケアの基本は、まず正しいスキンケア。洗顔のしすぎ、スクラブの使いすぎ、オイルや刺激の強い化粧品の乱用など、肌に負担をかけてしまっているケースは少なくありません。 洗顔は朝晩の2回、泡で優しく包むように行い、しっかり保湿することが重要です。意外かもしれませんが、ニキビ肌こそ保湿が必要。乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぎ、バリア機能を整えるためにも、低刺激で保湿力のある化粧水や乳液を選ぶことが大切です。 「乾燥するから乳液は使わない」「ベタつくのが嫌だから保湿は最低限」という考えは、かえってニキビを悪化させる要因になります。

ニキビ痕を残さないために

ニキビ痕は、炎症が長引いたり、無理に潰したりすることで皮膚の真皮層が破壊されてできてしまいます。 赤み、色素沈着、クレーター状の凹みなど、その種類はさまざま。自然に薄くなることもありますが、完全に元通りになるには時間がかかり、場合によっては治療が必要になります。 重要なのは、ニキビができたときに「いかに早く・正しく」対処するか。無理に潰さず、炎症を抑える治療を受けることで、痕を残しにくくすることができます。美容皮膚科の施術は、こうした痕の改善にも効果的です。

正しくケアしてニキビとサヨナラ

ニキビは「そのうち治るだろう」と軽く見てしまいがちですが、慢性化したり、痕を残したりする前にきちんと対処することが大切です。 当院では炎症を抑えて新たなニキビを予防、美容皮膚科では肌の質そのものを整えるケアが可能です。それぞれの役割をうまく活用し、ニキビができにくい肌づくりを目指しましょう。 繰り返すニキビに悩んでいるなら、一人で抱えず、ぜひ専門医に相談してください。あなたの肌は、きちんとケアすれば確実に変わっていきます。その第一歩を、今日から踏み出してみませんか?