コンサータ処方について|港区麻布の精神科・心療内科|Family Total Healthcare Clinic AZABU

〒106-0045 東京都港区麻布十番2-14-11
ルート麻布ビル5F・6F

コンサータ処方について PSYCHIATRY

コンサータ処方をご希望の方へ|効果と注意点

当院は、ADHD適正流通管理システムに登録された医療機関として、登録医師によるコンサータの処方に対応しています。初めて治療を検討する方だけでなく、他院からの転院や継続処方についてもご相談いただけます。 ただし、ご希望があれば必ず処方される薬ではなく、診察によってADHDの診断や医学的な適応、安全性を確認したうえで医師が判断します。

1 コンサータとは

コンサータは、ADHD(注意欠如・多動症)の治療に用いられるメチルフェニデート塩酸塩の徐放性製剤です。 脳内のドパミンやノルアドレナリンの働きを調整し、不注意、多動性、衝動性といった症状の軽減を目指します。 「仕事や勉強に集中し続けられない」「忘れ物や紛失が多い」「計画的に作業を進めにくい」「思いついた行動を止めにくい」など、ADHDの特性によって生活に支障がある場合に治療の選択肢となります。 通常は1日1回、朝に服用し、作用は服用後およそ12時間持続します。 ただし、効果や副作用の現れ方には個人差があります。薬だけで全ての困りごとを解決するものではなく、生活環境の調整、時間管理の工夫、心理的な支援などを組み合わせることも大切です。

2 処方できる医療機関が限られている理由

コンサータは中枢神経刺激薬であり、依存や目的外使用、他人への譲渡などを防ぎながら適正に使用するため、厳格な流通管理が行われています。 処方できるのは、ADHDの診療経験など所定の条件を満たした登録医師が在籍する登録医療機関に限られます。薬を受け取る薬局と、処方を受ける患者さんにも登録が必要です。 治療を始める際には、有効性や安全性、適正な使用方法について説明を受け、同意したうえで登録手続きを行います。

3 初診から処方までの流れ

初診では、現在困っている症状だけでなく、子どもの頃からの様子、学校・仕事・家庭での影響、睡眠状態、既往歴、服薬歴などを丁寧に確認します。 必要に応じて心理検査やご家族からの情報も参考にし、ADHD以外の病気や睡眠不足、強いストレスなどが影響していないかも検討します。 そのうえでコンサータが適していると判断された場合に、少量から治療を開始し、効果と副作用を確認しながら用量を調整します。診断や登録状況によっては、初診当日に処方できない場合があります。

副作用と服用中の注意点

比較的みられやすい副作用として、食欲低下、不眠、体重減少、頭痛、吐き気、動悸などがあります。 服用中は体重、血圧、脈拍、睡眠、食欲などを定期的に確認します。 他の薬との相互作用や、心臓の病気、強い不安・興奮、緑内障、甲状腺の病気などにより処方できない場合もあります。 自己判断で増量・減量・中止をしたり、家族や知人へ薬を渡したりしてはいけません。気になる症状がある場合は、早めに医師へご相談ください。

1 他院から転院・継続処方をご希望の方へ

現在ほかの医療機関でコンサータを処方されている方は、次のものをご持参ください。 お薬手帳 患者カード 紹介状 過去の処方内容が分かるもの 紹介状は、お持ちの場合にご持参ください。 転院後の処方内容は診察のうえで判断するため、同じ用量で継続できない場合や、当日の処方が難しい場合があります。

2 当院ではコンサータ処方が可能です。

当院では、薬の処方だけを目的とするのではなく、生活上の困りごとや、併存する不安、不眠、気分の落ち込みなども含めて診療します。 コンサータによるADHD治療を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。