「本人が病院に行きたがらない」そんなとき、ご家族だけでも相談できます。
「子どもが学校に行かず、部屋に閉じこもっている」
「夫や妻の様子が以前と違うのに、病院へ行こうとしない」
「家族がうつ病かもしれない。でも精神科を勧めると怒り出してしまう」
「本人を連れて行けない場合、家族だけでも相談できるのだろうか」
このようなお悩みを抱えていませんか?
大切な家族の心身に変化が現れても、ご本人が病院への受診を希望しないことがあります。
心配するあまり、何度も受診を勧めたり、説得したりするうちに、家族関係そのものが悪化してしまう場合もあります。
しかし、ご本人が受診を拒否しているからといって、ご家族まで相談を諦める必要はありません。
Family Total Healthcare Clinic AZABUでは、ご本人が来院できない場合でも、ご家族だけでのご相談を承っています。
ご本人の状態や生活状況、ご家族が感じている不安などをお伺いし、今後の対応や必要な支援について一緒に考えていきます。
今回は、本人が精神科への受診を嫌がる理由、家族相談の内容、適切な接し方、医療機関や支援窓口の利用方法について詳しく解説します。
精神科・心療内科は本人不在でも家族だけで相談できる?
精神科・心療内科の受診では、原則としてご本人への診察が重要ですが、本人が来院できない場合に家族相談を受け付けている医療機関もあります。
当院では、ご本人が来院できない場合や、精神科への受診を嫌がっている場合でも、ご家族のみでの相談が可能です。
例えば、ひきこもりや不登校が続いている、強い不安や気分の落ち込みがある、発達特性が気になるなど、ご家族が心配している内容について相談できます。
ただし、ご家族からのお話だけでは、本人の病名を確定することはできません。
家族相談では、現在の状況を整理し、ご家族の接し方や受診につなげる方法、利用できる支援について検討します。
ご本人への診断や薬物療法が必要な場合には、本人の診察や専門的な評価が必要になります。
本人が精神科を受診したがらない5つの理由

① 自分が病気だと思っていない
周囲から見ると明らかに様子が変わっていても、本人は「疲れているだけ」「病院に行く必要はない」と考えている場合があります。
また、病状によっては、自分自身の変化に気づきにくくなることもあります。
② 精神科への抵抗感がある
「精神科に行くと病気だと決めつけられる」「薬を飲まなければならない」といった不安から、受診を避ける方もいます。
精神科で実際にどのような診察が行われるのかを知らないことも、抵抗感につながります。
③ 他人と話すことが怖い
社交不安症や強い対人ストレス、過去のつらい経験などによって、知らない人に自分の気持ちを話すことが難しい場合があります。
④ 心身の不調で外出できない
うつ病などによる強い意欲低下、不安症状、睡眠リズムの乱れなどによって、受診したくても行動に移せない場合があります。
⑤ 家族からの説得が負担になっている
繰り返し受診を勧められることで、本人が責められていると感じたり、自分の意思を尊重してもらえないと感じたりする場合があります。
そのため、受診を拒否する理由や本人の気持ちを理解することが大切です。

家族だけで相談したい代表的なケース
① ひきこもり・不登校が続いている
学校や仕事に行けなくなり、自宅で過ごす時間が長くなっている場合です。
ひきこもりや不登校そのものは、必ずしも精神疾患ではありません。
しかし、背景にうつ病、不安障害、発達特性、対人関係の問題などが関係していることがあります。
② うつ病や適応障害が疑われる
以前は元気だった家族が、急に無気力になったり、食事や睡眠に変化が現れたりする場合があります。
「仕事へ行けない」「何をするにも疲れてしまう」などの症状が続く場合は、医学的な評価が必要かもしれません。
③ ADHD・ASDなどの発達特性が気になる
忘れ物や集中力の問題、対人関係の困難、強いこだわりなどについて、ご家族が心配している場合があります。
発達特性そのものを無理に変えるのではなく、本人の困りごとや環境を理解し、適切な支援を考えることが重要です。
④ 統合失調症などの精神疾患が心配
「誰かに監視されている」と訴える、実際には聞こえない声が聞こえると話すなど、普段とは異なる状態が現れる場合があります。
こうした症状はさまざまな原因で生じるため、病名を決めつけず、専門的な評価につなげることが大切です。
⑤ 高齢の家族の精神状態や行動が変わった
高齢のご家族で、急に怒りっぽくなったり、物忘れや生活リズムの変化が目立ったりする場合も、家族相談のきっかけになります。
認知症だけでなく、うつ病や身体疾患などが関係している場合もあります。
特に急激な意識や行動の変化は、早急な医学的評価が必要です。
本人が受診を嫌がるとき、家族ができる5つの対応
① 無理に受診を強要しない
緊急時を除き、本人の意思を無視して病院へ連れて行こうとすると、不信感が強まり、家族関係が悪化する場合があります。
まずは本人が何を不安に感じているか、落ち着いて話を聞きましょう。
② 病名を決めつけない
「あなたはうつ病だから」「発達障害に違いない」と断定するのではなく、実際に気になる変化を伝えましょう。
例えば「最近眠れていないみたいで心配している」「以前より疲れているように見える」といった伝え方があります。
③ 本人の気持ちを否定しない
「甘えている」「努力が足りない」などの言葉は、本人の孤立感や不安を強める場合があります。
まずは本人がどのような気持ちで過ごしているのかを理解する姿勢が大切です。
④ 日常生活の変化を整理する
睡眠、食事、外出、仕事や学校の状況、家族との会話などを、わかる範囲で記録しておきましょう。
家族相談の際、症状の経過を具体的に伝える助けになります。
⑤ ご家族だけで先に医療機関へ相談する
本人への働きかけが難しい場合には、まずご家族が専門家へ相談する方法があります。
当院では、ご本人が来院されない場合でも、ご家族だけでご相談いただけます。
現在の状況を伺いながら、ご家族がどのように接していくか、今後どのような支援が必要かを一緒に考えます。
家族相談ではどんなことをする?相談の流れ
家族相談では、まず現在の状況を詳しくお伺いします。
相談前には、次のような内容を整理しておくと役立ちます。
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ご本人の年齢と現在の生活状況
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いつ頃から様子が変わったか
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学校や仕事、外出の状況
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睡眠時間や食欲の変化
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家族とのコミュニケーション
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これまでの受診歴や治療歴
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ご家族が最も困っていること
こうした情報をもとに、必要な支援や家族の対応方法を検討します。
本人が診察を受けていない場合には、正式な診断や本人への処方は原則として行えませんが、受診の必要性を考えるための情報整理や、家族への助言を受けることができます。

家族だけの精神科相談は保険診療?費用はいくら?
本人不在での家族相談と、本人に対する通常の精神科診療では、費用の取扱いが異なる場合があります。
医療機関によっては、本人不在の家族相談を自費相談として実施しています。
また、ご家族自身が不眠や強い不安などの症状を抱えており、ご自身の診察を受ける場合には、医学的な必要性に応じて保険診療となることがあります。
当院では本人不在の家族相談に対応していますが、具体的な料金や相談時間、保険適用の取扱いについては予約時にご確認ください。
家族相談から本人の受診につなげるには?
家族相談の目的は、必ずしも本人をすぐに病院へ連れて行くことではありません。
本人が何に困っているのか、どのような言葉や対応が負担になっているのかを整理することも重要です。
場合によっては、まず生活環境を整えることや、学校・職場の支援を利用することが適切な場合もあります。
本人が受診に少しずつ関心を持ち始めた場合には、精神科でどのような相談ができるのか、薬以外の治療方法もあることなどを説明するとよいでしょう。
焦らず、ご本人の状態に合わせた方法を考えることが大切です。
こんな症状がある場合は緊急の対応が必要です
ご本人に強い自殺念慮や自傷行為、意識の混乱、極端な食事・水分摂取の低下、激しい興奮や暴力などが見られる場合は、通常の家族相談を待たずに対応する必要があります。
差し迫った危険がある場合は、119番などの緊急通報や救急医療機関への相談を優先してください。
ご家族自身に危険が及ぶ場合も、安全を確保し、必要に応じて警察などの支援を求めましょう。
家族自身の心の健康も大切にしてください
本人の不調が長期間続くと、ご家族も精神的な負担を抱える場合があります。
「自分が何とかしなければならない」「もっと良い接し方があったのではないか」と、責任を感じ続ける方もいます。
しかし、ご家族だけですべての問題を解決しようとする必要はありません。
支援には時間がかかる場合があり、専門家や地域の支援機関との連携が大切です。
ご家族自身が十分に休息し、必要な支援を受けることも、長期的な対応のために重要です。
よくある質問|本人が来院できない場合
Q. 本人が精神科へ行かなくても、家族だけで相談できますか?
はい。Family Total Healthcare Clinic AZABUでは、ご本人が来院できない場合でも、ご家族だけでの相談を承っています。
Q. 本人が受診を拒否していても大丈夫ですか?
はい。本人が受診を嫌がる理由や現在の生活状況を確認し、ご家族の接し方や今後の支援について相談できます。
Q. 親だけで子どもの相談をしてもよいですか?
はい。お子さまの不登校やひきこもり、発達に関する困りごとなどについても、ご家族からご相談いただけます。対象年齢や相談方法の詳細はご予約時にご確認ください。
Q. 本人がいなくても病名を診断できますか?
原則として、ご家族からのお話だけで本人の診断を確定することはできません。正式な診断や本人への治療には、必要な診察・評価が求められます。
Q. 家族相談の費用はどのくらいですか?
費用や保険適用の取扱いは相談内容などによって異なるため、当院へお問い合わせください。
港区で、ご家族だけの精神科相談を希望される方へ
「子どもが学校へ行かなくなった」
「家族がひきこもり状態になっている」
「うつ病や発達障害が心配だが、本人は受診を嫌がっている」
「本人を連れて行けないので、まず家族だけで相談したい」
このようなお悩みがある方は、ご家族だけで抱え込まずにご相談ください。
Family Total Healthcare Clinic AZABUでは、ご本人が受診を拒否している場合や、来院できない場合でも、ご家族のみでのご相談が可能です。
うつ病、適応障害、不安障害、統合失調症、ADHD・ASDなどの発達特性、ひきこもりや不登校に関するご不安について、現在の状況をお伺いします。
ご本人の気持ちや生活背景を尊重しながら、ご家族ができることや、必要な医療・地域支援につながる方法を一緒に考えていきます。
港区麻布・麻布十番、六本木周辺などからご家族の精神的な不調について相談先をお探しの方も、お問い合わせください。
「本人が来てくれないから、何もできない」と諦める必要はありません。
ご家族だけの相談が、これからの適切な支援につながる第一歩になることがあります。
